Perl習得の必須項目

こちらのページはプログラム作成にとってとても大切な項目です。
※絶対に覚えて下さい

コメントを書く

どんなに複雑なプログラムでも、コメントを付ければとても読みやすい文になります。下記のように記述すると、コメント文はプログラムとして認識されません。ですから第三者でも判るコメントをどんどん書き込んであげましょう。

コメントの記述方法
HTMLの場合 <!--ここがコメント--><h1>ブラウザソフトにはこの部分だけ出力(表示)されます</h1>
Perlの場合 #ここからHTML出力
print "Content-type:text/html\n\m";
※赤い部分がコメントです。記述方法はHTML/Perlで異なります。

文字列

英数字・ひらがな・カタカナ・漢字・記号などの文字データを文字列といいます。そして、Perl言語にはシングルクォート文字列(「’」で囲む)とダブルクォート文字列(「”」で囲む)の2つがあります。これはどんなプログラム(Perl)にも必ず見られる文字列なので、絶対覚えて下さい!


記述例
シングルクォート「’」 'こちらがシングルクォート文字列\n'
ダブルクォート「”」 "こちらがダブルクォート文字列\n"

頻繁にダブルクォーテーション(”)とシングルクォーテーション(’)を使い分けている文があります。これには理由があります。まず(”)で囲むと¥nは改行されます。しかし、(’)で囲むと改行されません。「¥」と「n」の2文字として扱われます。

また、(”)で囲まれた変数は「ここから変数の名前が始まります」となりますが、(’)で囲むと、単なる$という文字としてしか解釈されません。
(”)で囲まれた文の中で(”)を使用したい場合は、文内の(”)の前に¥を付けてください。(「\"」のように・・・)そうすれば(”)はそのまま認識されます。

ダブルクォート/シングルクォートで囲む ダブルクォート/シングルクォートで囲まない
文字列 数値
※シングルクォート文字列とは、見たままを扱う文字列です。

出力例 出力結果
print 'あいうえお\n'; あいうえお\n
「\n」がそのまま表示されてしまう
ダブルクォート文字列とは、特殊な意味(エスケープシーケンスなど)で解釈する文字列です。
出力例 出力結果
print "あいうえお\n"; あいうえお
「\n」が改行として解釈されている

※エスケープシーケンスや変数などの特殊文字を使用する場合は、必ずダブルクォーテーション「”」で囲んで下さい。HTMLを出力する時はシングルクォート「’」を使用すると便利です。ダブルクォート「”」を使用すると、HTMLタグに含まれる「”」などの、Perl言語で特別な意味を持つ文字に、いちいち「\」を付けなければなりません。HTMLタグに「”」が含まれる時はシングルクォート文字を使いましょう。

エスケープシーケンス 意 味
\b バックスペース
\f 改ページ
\l 次の文字が小文字になる
\n 改行
\t タブ
\u 次の文字が大文字になる

数値?

数値とは、半角の0〜9までの数字と「+」「-」「.」とで表されます。「-5」や「3.1416」や「8」といったものです。しかし、先に説明した文字列(ダブルクォート)でも、この数字を使用することが出来ます。

"自動車5台" 「自動車5台」は、ダブルクォートで囲まれています。この中に「5」という数字がありますが、これは数値ではなく文字列なのです。
3+3 これは、ダブルクォートで囲まれていない数字なので数値扱いとなります。
”自動車3+3台” これはダブルクォートで囲まれているので、数値ではなく文字列として扱われます。